スポーツと健康
■気をつけてあげたい病気とケガ
 コーギーを飼うと決めてから、フリスビーやアジリティをしたいと思っていました。しかし気になったのが、最近コーギーにも増えていると言われている「股関節形成不全」という病気。そして、スポーツによる病気とケガのこと。
1歳になって股関節のレントゲンをとってもらいに病院に行ったら、気をつけなければいけない病気の話を聞いたので、自分なりに少し勉強してみました。スポーツや獣医の専門家ではありませんので、参考程度に読んでみてくださいね?
私もこれを知ったときはかなり心配になりましたが、コーギーとスポーツをやっておられる方もたくさんおられますので過剰に不安になることはないと思います。まだまだ勉強中ですので、間違いの記述がありましたらお知らせください。
■成長と運動
 できるだけ長い期間、犬に負担をかけずにスポーツを楽しむためには、「年齢に適した育て方」がとても大切です。特にコーギーは椎間板ヘルニアの発病危険犬種ですので、注意が必要です。生後1年経つまでは、まだまだ未熟な体です。この時期には、体の状態に合わせて過激な運動はさせないほうがいいでしょう。他の犬種や雑種なら発病しないということもないし、コーギーだから必ず発病するということもないので、成長期に注意してあげれば発病の危険は少なくなると思います。
また、成長期に太らせてしまうと関節や骨に負担がかかってしまうので、注意が必要です。大型犬と小型犬では成長の期間が違いますが、コーギーは1歳半くらいでほぼ大人の体になるようです。
■先生に習う
 私は初心者なのでアジリティはまだまだですが、犬の走行をジャマせずに犬が障害をクリアーしやすいハンドリングを目指しています(少しでも体に負担がかからないだろうと思うのです)。そのためには専門の先生やトレーナーに、正しい練習方法を教えてもらう方がよいでしょう。犬の障害に対する練習もそうなのですが、人間の犬に対するハンドリングの練習のほうが大変です(^_^;)。
 上手な人がフリスビーを投げると、飛んでいったフリスビーは(UFOが降りてくるように)まっすぐ下にふわふわと落ちてきます。犬はとてもキャッチしやすいのです。投げ方を教えてもらい、投げ手が練習を積んでやる方がよいと思います。自己流だと、ついつい「やりすぎてしまう」という事もありますよね。
股関節形成不全(HD) ◆どんな病気?
股関節がきれいに形成されない病気で、軽度のハ行から歩行が困難な重度まで症状は様々です。股関節形成不全の7割が遺伝、3割が環境といわれていますが、まだよくわかっていません。大型犬に多く発症する病気と聞いていますが、最近はコーギーにも増えてきているそうです。
股関節ゆるみを決めているのは、遺伝情報のようです。そこに、すべる床(フローリング)で生活しているとか、太りすぎているとか、成長期の栄養のバランス(カルシウムの摂り過ぎ)とか、ボールを夢中で追いかけたひょうしに思わずひねってしまったとかの要因が重なって発症する。だけどそこは個体差であって、HDの遺伝子を持っていても発病しない個体もあるようです。
◆どうやって防ぐの?
多くの場合、生後4ヶ月まではよい骨格を持っているそうなので、成長期に過激な運動(ボールなどを使って急ブレーキ・急ターンをするような運動やアスファルトなど硬い地面の上での運動のようです)をさせないことや、太らせないことがこの病気の発症を防ぐひとつの方法だと思います。よい骨格というのはきれいな軟骨につつまれた関節という意味合いで、まだ関節が柔らかいこの時期に外部からの衝撃を受けることによって、関節が緩む原因になったり軟骨が傷ついてしまうと後々の股関節に影響を与えてしまうようです。
砂や土など足腰の負担の少ないな所での引き運動や無理のない自由運動で、少しずつ成長にあった筋肉をつけてあげたほうがいいと思います。また、獣医さんによれば「股関節は年齢とともに変化していくもの」なので、スポーツとしてアジリティーをするのであれば1年に1回は犬の健康状態を把握することも病気を防ぐためには必要だと思います。
◆OFA
股関節の状態を検査するアメリカの団体です。評価は7段階あって上からExcellent、Good、Fairが合格とされています。アインは2歳4ヶ月で股関節の検査を受けました。結果はこちら
◆遺伝と繁殖
前述したようにこの病気は遺伝です。HDの遺伝子をもたない個体は、環境が同じでも発症しないんだそうです。しかし発症していなくても、OFAの検査で合格してもHDの遺伝子を持っている可能性は十分にあります。生まれつきのかわいそうな犬たちを増やさないためにも、安易な繁殖が行われない事を祈っています。
椎間板ヘルニア ◆どんな病気?
胴長短足のコーギーが、一番気をつけてあげなければならない病気です。椎間板は背骨の骨どうしをつなぐクッションのような役割をしていますが、これが変形して骨髄を圧迫してしまう病気です。コーギー、ダックス、シーズー、ビーグルなど「軟骨様異形成タイプ」の犬種は、椎間板が変性・変形しやすく、若くても(1歳未満)急速に進行することもあります。
◆どうやって防ぐの?
しっかりした筋肉があることによって、激しい運動に耐えたり骨への衝撃を少なくすることができます。無理のない運動(引き運動や自由運動)などで、筋肉の量を増やしてあげましょう。また、太らせないように気をつけてあげてください。
◆コーギーのしっぽ
しっぽのないコーギーは、ジャンプの時、胸椎と腰椎(胸から腰にかけて)の間に負担がかかりやすくなっています。しっぽがないというのは、舵がないと一緒でバランスがとりにくいんです。この病気の発病危険犬種であるということと、しっぽがないということをふまえて気をつけてあげることが大切だと思います。
◆どうなったら、この病気なの?
症状は、運動失調や麻痺がでたり、重症の時は自力で立つことや排便排尿ができなくなります。運動後にふらついたり、背中を触って痛がったり、後足を(リレーのバトンを受けるように)後ろに曲げてみて戻るのに時間がかかるようなら、お医者さんに相談したほうがいいでしょう。
おすすめサイト TARO'S CONNECTION
股関節形成不全のことを詳しく勉強されています。HDとは、病因、症状、OFA、運動、ケアー、治療など勉強になることがいっぱいのサイトです。気をつけてあげたい運動のこともとても勉強になりました。
わんずてーる
股関節形成不全のことが詳しく書かれてあります。CHDについて、予防と治療法について、栄養について、運動管理と肥満について、OFAについてなど。とても勉強になるサイトです。
エンジェルの願い
自分の愛犬に子供がほしいと、多くの方が思うとおもいます。だけど、もしかすると不幸な病気を生まれつきに抱えた子犬たちが生まれるかもしれない。繁殖に賛成とか反対とかではなく、考えるきっかけになってもらえれば・・・と思いました。