10月24日(水)LESSON17:集中!脚側行進

午後のレッスン、もうすぐ秋も終わりと思えないほど暑い!
今日のアインは、かなりやる気なしモード。着いてからボールで遊んで
気分を盛り上げ(たつもり)てからレッスンに入りました。

習得科目 これまでの
習得度
今日のレッスン
やはり
脚側行進
最近、家での脚側行進がうまくいかなくなりました。一応左をついて歩いているんだけど、ぼへーっと適当に歩いています。だから、左足からずいぶん離れたまま歩くこともあります。また、脚側行進中の「フセ」(スワレ)を始めてから、先読みしてそろそろ「フセ」(スワレ)よね?と、あきらかに遅れてしまいます。それを直すために、メリハリのある脚側行進をすることになりました。
まずは、「あとへ」で小走りに走り出して気分よくアインを左につけて走らせます。小走りは犬が高揚するそうです(アインは、ぼへーっと仕方なく歩いているので・・・)。それから、止まりそうになるくらいにゆっくり歩いたり、右回りでターンしたり、普通の速さで歩いたりします。こちらに集中していないと対応できないので、自然とこちらに集中して歩くようになるそうです。ターンした時にアインが集中していないと、完全に置いていかれます。そこで「コイ」で呼び込んで、(あっ、遅れた、しまった)というのをアインにわからせます。
つぎに、小さい四角を「あとへ」で周りながら1周します。 1m周囲くらいの小さい四角なので、これも集中していないとできません。右回りと左回り、両方できるようにします。
ほうびは、右手に持って自然と下に下ろします。今までは、ほうびを胸の位置にあげてアインにほうびを見せての脚側行進だったけど、ほうびが見えなくても脚側ができるようにしていきます。ほうびのあげ方は、アインがきれいにこちらの顔を見ながら脚側できているときに、「よし!」の言葉をかけてすぐに右手で直接あげてから、しっかり撫でて褒めます。こうすると「よし!」の言葉で、こちら(ほうび)に集中するようになるということです。
言葉だけの
命令
これからは、なるべく言葉だけで命令するようにしていきます。「スワレ」は言葉だけでほとんどできます。問題は「フセ」です。もともと「フセ」が嫌いなアイン・・・手の指示を地面の近くまで近づけて「フセ!」と言っていたのを、ひざの辺りにし、腰の辺りにし、言葉だけでできるようにしなくてはいけません。 「あとへ」も1度「あとへ」と命令されたら、(いちいち「あとへ」のコマンドがなくても)ターンしても右に向いてもバックしても左足についていないといけません。アインには、まだコーナーごとに「あとへ」の指示を出していますが、いずれは命令されたことだけに従うのではなく、アイン自身が考えて従えるようになるのが目標です。はたしてできるようになるのでしょうか・・・?

家で毎日練習しているグランドでの服従訓練がだいぶんできるようになったので、
CD試験の練習を前提に、別の場所で訓練をしてみようかなと思っています。
初めての場所ではアインも周りや地面の匂いが気になって
練習どころではありませんでした。そのときのコツとして、無理をして服従をせずに
まずは、遊んであげるのだそうです。ボールや「コイ」にしっかり集中できるようになってから
服従の練習をするそうです。無理にしてしまったので、これは反省です。
無理をしないこと、アインが飽きてしまわないようにほんの少しの時間で切り上げること、
今できていることはしつこく練習しないこと、がポイントのようです。