7月4日(水) LESSON3:「あとへ」
先週は、全くほうびに反応しなかったのに、今日はいい調子でこちらに集中してくれます。やはり、集中しないと前に進まないので、すごくうれしかったです。しかし、今までダメだったのに何で急に出来るようになったのかな。
習得科目 これまでの
習得度
今日のレッスン
「あとへ」 これがすごく難しいのですが、形は飼主の左側でアインの前足と飼主の左足がそろうように「スワレ」をするのです。まず、アインに「スワレ」をさせて、正面に立ちます(対面する)。それから、左手で短く持ったリード(5cmくらい)と右手のほうびで、飼主の左側〜後ろを通る(半時計回り)ようにして飼主の左側に誘導し、↑の形で「スワレ」をさせます。これは、アインを横について歩かせたい時、歩きながらターンする時などに「あとへ」のコマンドで誘導するので、しっかり練習するように言われました。今のところ、この練習が最も重要です。
脚側行進 レッスン後しばらくは、ほうびでつった「脚側行進」もいい感じで左について歩いてくれていましたが、1週間くらい経つとうまくいかなくなってきました。一応横については歩くのですが、ほうびを鼻の前にちらつかせても、地面の匂いをかいだりよそが気になったりで、あまり飼主の顔を見てくれません。前回の手直しとして、多少は前や下を向いて歩いてもいいですが、地面の匂いをかがせたり勝手な所へ行かせてはいけません。アインが歩きながら飼主の顔を見た時(目が合ったとき)にのみ、ほうびをあげてしっかり褒めます。ちゃんとした「脚側行進」(常に飼主のほうを見ながら歩く)というのは、アインにとって集中力もかなりいるし、もっともっと時間をかけないと出来ないことだから、今はこちらを見てくれたらしっかり褒めてあげるように言われました。
「マテ」 「マテ」がだいぶ出来るようになってきたので、「マテ」をして飼主だけが前に歩く練習です。アインを左側で座らせて「マテ」をさせた後、飼主が3〜4歩後ろを振り向きながら前進します。アインが動きそうならその時に「マテ」と言葉をかけなおして、動かないようにさせます。この時リードがいっぱいになったら、するりと地面に落とします。「マテ」が出来ていたら、アインの元まで帰ってほうびをやりしっかり褒めます。何回かに1回は、「コイ」で呼んだりもします。
「フセ」 「フセ」と声をかけて、右手のほうびを地面に近づけます。地面に近づける手が、前に行き過ぎると前進してしまうので、顔の真下くらいにもっていきます。左手はリードを短く持って(3cmくらい)、首を下に引くようにチョンチョンと合図を送ります。アインはフセがあまり得意ではないので、最初は飼主があきらめないでフセの形をとらせてくださいと言われました。
アインと遊ぶ 家での練習の後は、ボールを使ってしっかり遊びます。練習時間が5〜10分だとしたら、それと同じくらいかそれ以上にボールを使って遊んであげます。今は、ほうびでつって練習していますが、大きくなったら「ボール遊び」がほうびになります。だから、アインがボールに執着するように、じらしてじらしてあそびます。ひも付きボールでひっぱりごっこをするのがよいそうです。訓練が終わったら、ボールで遊んでもらいたい(遊んでもらえる)と思うようになるまで、もっともっと遊んであげることが大切だといわれました。

アインが飼主に集中しないのは、ほうびのあげ方が悪かったのです。脚側行進のときはすぐに鼻の前にほうびがあり、しかも手から連続してもらえるのでので、アインは飼主を見る必要がありません。マテをしていても、つい手をアインの顔の下に出してあげていました。アインがスワレやマテをした時は、飼主は正しい姿勢で立ち、褒美の手を胸(もしくは顔)まで一度あげてアインとしっかり目を合わせてからやります。よそを向いていたら、「アイン」と呼びかけしっかり上を向かせてから、ほうびをやらなくてはいけなかったのです。前回習っていたのに、ここは飼主の反省です。